芝生の病気・ブラウンパッチ
芝生の病気対策・使用できる薬剤
芝生の病気。リング状の病状の外側から褐色に枯れていき、緑の芝生のあちこちにはげたような部分ができる。梅雨時に多発
高温期(24~32℃)になるとベントグリーンに必ずといってよいほど発生し、過湿の低刈りグリーンで多発しやすい。発病環境が整うと急激に症状が 出るので赤焼病との区別がつかなくなる。サンドグリーンの場合サンド層の厚さと発生量には相関がある。診断時にはグリーン湿度の高低によってパッチの色調 が変わるので注意する。ベントグリーンに病原菌を接種する(7月下旬)と菌糸の塊り(感染子座)を形成して芝の細胞に侵入する。2週間後にスモーキーリング、3週間後には典型的なブラウンパッチ症状となる。
芝の密度(草冠)が高い場合や肥料(窒素)の過多、過少は発病を助長する。第一次伝染源となる病原菌の疑似菌核と菌糸が存在するサッチの除去に心がける。 薬剤感受性の異なる菌株があるといわれているので同じ作用性の薬剤を連続使用しないことが大切である。
DMI剤、ジカルボキシイミド剤、SDHI剤、QoI剤系の殺菌剤の散布が有効である。防除が遅れると生長点のある冠部にまで感染するので裸地化して回復に時間がかかる。
我が家の芝生の歴史
何の予備知識もないまま見切り発車した芝張りDIYの回顧録です。初心者の方、私と一緒に見切り発車で芝生がある生活しませんか?
syougi.net/siba/sibafu001.htm